高気密・高断熱住宅にしなくてはいけないのだろうか?①高気密・高断熱住宅ってなんだ

断熱すべき??

こじおです。前回の続きを進めていきます。

そもそも

①高気密・高断熱住宅ってなんだ

ココからです。さらに分解しましょう。

まずは

1.気密・断熱ってなんだについてです。

2.等級4

3.C値

4.HEAT20について。

それでは1.気密・断熱ってなんだについてです。

ちなみに木造住宅は特に昔の住宅ほど

漏気」しています。

知らず知らずのうちにどこかしらの隙間から空気が抜けている、もれているんですね、

でもこの状態だと例えば暖房をガンガン使ってもつめたい外気と

いれかわっていってしまうので電気代がガンガン使われてしまいます。

なによりぜんぜんあったかくならないです寒

穴のあいたバケツみたいなものです。

そこであったかい空気を逃がさないために家の隙間を封じました。これが気密ですね

※ちなみに「換気」と「漏気」は違います!

換気は換気扇とかからある程度、空気の入れ替わる場所を管理できる状態でで交換していく空気です。漏気は勝手に抜けていき、なおかつ管理不能です、、、。

さて、今仮定として気密をよくした住宅が頭の中に生まれました

でも、高気密にした住宅なだけでは寒いんです、、、

たとえば全く断熱材の入っていない家やアルミの窓ガラスは空気の熱をどんどん通してしまうんです。ので結局寒いんです、、、

例えば「あったかい」のアルミ缶コーヒーってむっちゃ暖かいですよね?

なかみはこぼれてなくても熱はどんどん通過していってしまいます。

そこで断熱材や熱を通しにくい樹脂サッシの登場です。

これらを利用することで家の中から熱も逃げないようにしたんですね。これが断熱。家の断熱性能をua値とも言います☺️数字が小さいほど良い性能です☺️

(ちなみに今回の話では、気密を先にしましたが断熱が先か気密が後とかいうことはなくてこの二つはセットです。)

さて、これで高気密・高断熱の完成だ!

と思いきやです。

じつは高気密・高断熱って明確で法的な定義がなくてですね、、、汗

じつは各業者が好き好きで「うちは高気密・高断熱です!!」ってばらばらに言っている

状況なんですね。

そこで「これぐらいやっておけば間違いなく高気密・高断熱でしょ!!と業界の中でなんとーく決まっているレベル」、「法的に最低基準になりそうだったレベル」を今回は紹介します。

まずは最低基準になりそうだったレベルから。

2.等級4

断熱の「等級4」です。

正式に言うと「断熱等性能等級」なんですが業界では等級4といえば通じます。

いま、法的に定められている温熱の等級では最高クラスです。

ではこの等級にしておけば家は寒くない、暑くないの快適なのかといいますと、、、

「ぶっちゃけそんなこともないです(笑)」

実際には家の快適さっていうのは別の要因も絡んでいますが、

もとめられる断熱だけのレベルにさえ等級4ではなかなか難しい。これが最高等級ってどうなんでしょうね、、、

で、これがなぜ法的に最低基準に「なりそうだった」かといいますと、政府の発信で

以前は、「等級4を2020以降は新築の断熱の最低基準にする」って発信してたんですよ。法的に義務付けもしてたので、2020以降の新築はすべて等級4レベルのはずでした。

ただ、これがどういうわけか2019年になって突然

「等級4を満たしているのかの施主への説明義務」に緩和されました、、、

(はい、業界の圧力ですね)

そういった経緯もあり、等級4は最低基準になれずじまいになりました、、、恐ろしい、、、

はい、つぎに行きましょう。

3.C値

つぎは気密についてです。気密に関する値をC値といいます。

C 値は家のすき間の割合を表すものです。 具体的には、家の外周(外壁、天井、床、窓)にあるすき間の総面積(c㎡)を延床面積(㎡)で割った値です。単位は c㎡/㎡ です。 つまり、延床面積 100 ㎡ の家の C 値が 1.5 c㎡/㎡ であれば、家のすき間の合計は 150 c㎡(はがき 1 枚程度)あるということになります。数値が小さいほど高気密であると言えます

ちなみにC値ですが、現場で測定する方法にて測っています。

C値でいい値を出すには上手な気密施工が大事です。

つまり施工がどれだけうまくできたのかって値でもあるんです

ちなみに現在の省エネ基準では C 値の基準はなくなってしまいました。

以前の H11 省エネ基準では、高気密の基準として以下の数値が採用されていました。

北東北以北:2.0 それ以外:5.0

ちなみにこれは計画換気をするには不十分で最低基準ともいわれます。

ちなみに省エネ基準から C 値の項目がなくなったのは闇を感じますね(笑)

現実的な理由では測定が必要であり、現場にとっても役所にとっても手間と費用がかかるからではないかと思います。

うがった見方をすると 大手鉄骨ハウスメーカー等が圧力をかけている可能性も考えられます。鉄骨造は概して気密性能が低く、基準を満たすのが困難であり、数値で比較されると不利だからです。 これは自分の想像なので邪推しすぎはだめですよ(笑)

一般的にはC値は1を切るぐらいだと計画的な換気が可能といわれてます。

つぎにいきましょう。

4.HEAT20

「これぐらいやっておけば間違いなく高気密・高断熱でしょ!!と業界の中でなんとなーく決まっているレベルについて解説します。

その基準を定めた団体ですが「HEAT20」といいます。

以下抜粋(HEAT20公式より)

深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題 。 その対策のために「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が2009年に発足しました。 HEAT20はその略称であり、呼称です。 HEAT20は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。 メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志によって構成されています。

といったように業界団体ですね。

頑張って高断熱の家を作っていこう!という団体です。

HEAT20自体がすごいテーマに満ちた団体なのでまずは、これだけ!!っていう基準を覚えておきましょう。

HEAT20のG1,G2グレードです。(最近G3も発表されましたがいったん棚上げ)

 みなさんがすまれている温熱地域区分ごとにこれぐらいの住宅の性能(ua値)があれば高断熱といってもほぼ差し支えありません!!

123(北海道東北)

45(関東、関西)

67(九州方面)

ってかんじです。(詳細はまた別の機会に)さて、HEAT20の紹介は今回は以上です。

今回はながかったですね!のでまとめますと、

1、等級4では物足りない

2.C値は1以

3.HEAT20のG1,G2レベルの性能はほしい。

です。

2.3みたせばこれぐらいあれば高断熱・高気密といっても差し支えないかと一般的には言われてます。また次回!

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